2018年5月28日(Mon) 仕事の流儀

世界的スーパースターのイニエスタがJリーグに入団が決まり、世間でとても話題になっています。

バルセロナという超一流チームで生涯プレーをし、世界一として、キャリアを退くこともできたはずなのに、あえてJリーグというレベルの落ちるリーグを選んだ。

 

日本人としては、とてもありがたいことですし、その決断を大いに喜びたい。

モチベーションの持ち方において、スポーツ選手とその他の職業の方々とは、全く異質で比較しようがない、とおっしゃる方もいると思いますが、どんな職業の方もお金を得ていたり、プライドを持って勤めている以上プロであることには変わりなく、各人の、それぞれの現役としての業務をやり続けるという姿には感動を覚えるのです。

 

翻って、私自身がどうして医者になったの?なぜ外科医になったの?なぜ美容外科を専門にしたの?

等々を質問されることがあります。医師としての美容外科医になってからもかなり長く現役生活を送っていますが、私の今の業務遂行に対するモチベーションはますます上がる一方です。

なぜなら、クリエイティブな感性を要する、そして100%手作り技巧であり、まさしくアートである美容外科手術は、確かに神経を使い・腕を使い・体力を使い大変ですが、それをお受けになった患者さんの喜ばれる姿を、間近に見ることが出来るからです。

 

また、外見を整え健康的に表現することで、必ずそれが内面を美しくさせる力となり、体内環境(内蔵)まで健康的にさせる作用があり、その後の人生を豊かな幸せなものにすることを経験的に実感しており、その事は正に執刀医冥利に尽きるからです。巷では誤解されていることもあるようですが、美容外科医としての勤めは、本当に、誇りの持てるすばらしい天職だと思っております。

確固たるプライドをもち、自己を磨き、身体を鍛え続け、益々精進し、生涯現役にこだわり、アート系「美」の医療の世界で長く貢献していきたいと思っております。