2008年9月7日(Sun) 2008年9月、波乱を感じさせる秋の到来です。-投げ出す・・・ことに思う-

H20年9月1日、福田総理が突然の辞任表明を致しました。国民の皆がさぞかし、この中途半端さに驚かれたことと思います。ある程度の世直しの結果を出し、精魂尽き果てたが故に次の然るべき方にバトンタッチすべく辞める、というならば納得するでしょう。ですが、これでは全くの「投げだし」的辞め方であり、情けなく唖然とせざるを得ません。あっという間に居なくなった前安倍総理よりも短命(1年にも満たない就任期間)であり、リーダーとして何を国民に対して為してくれたのか、全く分からず仕舞いでした。

そもそも重職を、それも国民のトップリーダーという最高の重職を、中途で「投げ出す」、「放り投げて辞めてしまう」という、とても意味のある、意味の深くあるべき行為を、どうしていとも簡単に実行することが出来るのでしょうか。総理ご本人にとっては簡単ではなかった、とのお考えかも知れませんが、1年にも満たない就任期間だったのですから、やはり誰の目から見ても思慮深くない、いわゆる「簡単」としか言えない行為だったと思われます。それとも、もはや総理大臣という職務は、簡単に放り投げし、辞めても非難の少ない、子供の遊び的「軽職」に成り下がったのでしょうか・・・。

私は、ずばり思います。元もと崇高な「使命感」が欠如しているからこそ、簡単に投げ出してしまう、簡単に投げ出すことが出来てしまうのだと。私は今の仕事を、もちろん一生涯・終身投げ出すことは決してありません。否、投げ出すことが出来ません!なぜなら自分なりの「美容外科医」という「使命感」をしっかりと持ち、身体を張って、その使命感に基づく理念の実行を続けていくからです。